2026/5/9~5/11で開催された、CS・QF:千葉ジェッツ@群馬クレインサンダーズの試合をレビューしていきましょう。
本記事では関連サービスを紹介しています。なお、当該部本文は筆者の判断で作成しています。
戦前データ
千葉ジェッツ
CS確定時点までの戦力分析記事を公開していますので、そちらを参照してください。
群馬クレインサンダーズ
こちらも同様に、CS確定時点までの戦力分析記事を公開していますので、そちらを参照してください。
5/9(Game1)の試合データ
基本スタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 68 | PT | 87 |
| 21/60 35.0% | FG | 30/68 44.1% |
| 12/22 54.5% | 2P | 20/39 51.3% |
| 9/38 23.7% | 3P | 10/29 34.5% |
| 17/20 85.0% | FT | 17/19 89.5% |
| 34 | REB | 42 |
| 11 | OREB | 14 |
| 23 | DREB | 28 |
| 17 | AST | 24 |
| 12 | TOV | 8 |
| 3 | STL | 7 |
| 7 | BLK | 2 |
| 21 | F | 18 |
詳細スタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 57.1% | %FGM2P | 66.7% |
| 42.9% | %FGM3P | 33.3% |
| 36.7% | %FGA2P | 57.4% |
| 63.3% | %FGA3P | 42.6% |
| 35.3% | %PT2P | 46.0% |
| 29.7% | %PT3P | 34.5% |
| 25.0% | %PTFT | 19.5% |
| 10 | Points Off TOV | 11 |
| 6 | Fast Break Points | 5 |
| 11 | 2nd Chance Points | 11 |
| 22 | Points In the Paint | 36 |
| 44 | Bench Points | 36 |
| 4/5 (11) | After TO Results (Points) | 2/4 (3) |
| 8 | After TO +/- | -8 |
アドバンスドスタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 69.80 | ポゼッション数 | 70.36 |
| 試合のペース:70.08 | ||
| 97.42 | Offensive Rate | 123.65 |
| 123.65 | Defensive Rate | 97.42 |
| 49.4% | TS% | 57.0% |
| 42.5% | eFG% | 51.5% |
| 1.25 | POT Efficasy | 0.92 |
| 1.00 | 2nd Chance Efficasy | 0.79 |
| 44.7% | REB% | 55.3% |
| 28.2% | OREB% | 37.8% |
| 62.2% | DREB% | 71.8% |
| 81.0% | AST% | 80.0% |
| 14.9% | TOV% | 9.5% |
| 0.97 | PPP | 1.24 |
| 2.20 | After TO PPP | 0.75 |
| 0.33 | FTR | 0.28 |
Shoot Summary
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 6/16 37.5% | Self-Shootmake | 12/22 54.5% |
| 1/3 33.3% | MID-Jumper | 3/10 30.0% |
| 1/3 33.3% | Short-Jumper | 1/4 25.0% |
| 0/0 – | Push | 0/2 0.0% |
| 0/3 0.0% | Floater | 4/6 66.7% |
| 5/8 62.5% | Lay-Up | 10/15 66.7% |
| 4 | Dunk | 2 |
| 1 | Tip-In | 0 |
| 5/19 26.3% | Catch&Shoot | 7/15 46.7% |
| 0/4 0.0% | Moving | 0/1 0.0% |
| 4/15 26.7% | Pull-Up | 3/13 23.1% |
| 3/5 60.0% | Wide-Open | 2/6 33.3% |
戦評
フィニッシュの精度の差がかなり大きかった第1戦
ペイントエリア内の得点の差を見ても分かるように、千葉J:22点に対して、群馬:36点と14点差が付きました。最終スコアの点差(19点差)がほとんどここでついたようなものです。
Shoot Summaryを振り返っても分かるように、Floater+Lay-Upの合算で千葉J:5/11(45.5%)に対し、群馬:14/21(66.7%)と、成功数が約3倍というのも然ることながら、Attemptも2倍近く多い結果になりました。
何故こうなってしまったかと考えると、群馬の方がハンドラー側にカッティングプレイヤーへのパスやシューターへのキックアウトの選択肢が多かったことで、結果、ハンドラー自身のフィニッシュが容易になっていたことが考えられます(Self-Making:12/22)。
対する千葉は、序盤からのファウルトラブルの影響がここに大きく関与し、中盤に差し掛かる中でスコアラーとして躍動したナシール・リトル選手が3FOULとなり、OFでペイントアタックして、尚且つ期待値の高い選手のプレータイムが制限されることになってしまったことが痛かったです。
また、Catch&Shootを高い確率(7/15:46.7%)で沈めてきた群馬はスペースを広く使っていたのに対し、千葉Jはクリエイター自身の早打ち・単発の暴れ馬で、全くと言って良いほどプレーメイク出来ていませんでした。そうなると、どうしても群馬DFとしては選択肢を狭めることが出来、DREBにしっかり備えることが出来ます。OF面に関しては千葉Jの自滅に近い結果だったと思います。
チームリーダー:渡邊雄太選手の不在の影響がデカ過ぎる
試合直前のチームからのリリースで、渡邊雄太選手が脳震盪によりロスター外となってしまいました。この離脱がメチャクチャ大きい試合展開でした。
渡邊選手のチーム内における役割は、個人の勝手な印象ですが、以下の通り。
- リムプロテクター
- ハイプマン
- モチベーター
リムプロテクターとしての影響
リムプロテクターの役割は、最早言わずもがな。戦力分析の際にも取り上げたように、BLKスキルはBリーグで比肩する選手はそう多くありません。
この試合、リトル・ホグの2人が2BLK、金近廉選手が3BLKでチームBLK:7本は素晴らしいという他ありません。ただ、敢えて悪い風に捉えると、金近選手の3BLKは渡邊選手がいないからこその数字というか、それだけ群馬側が千葉JのインサイドDFを甘く見ていたとも捉えられます。7BLKしておいてPTs.I.P:36失点は流石におかしいです。
仮に渡邊選手が出場していたなら、BLK数も群馬のPTs.I.Pも減っていたと思います。それだけインサイドDFを警戒して、もっと慎重にインサイドを攻めていたかもしれません。
ハイプマン・モチベーターとしての影響
渡邊選手は自身のみならず、チームメイトが素晴らしいプレーをした後などに相手チームがタイムアウトを取った際に、咆哮を上げ、手を振り上げ観客を煽ることが結構あります。ベンチ脇で行っていたかどうかは試合を観ているだけでは分かりませんが、少なくともそれを思わせるシーンは一つもありませんでした。
観客による現地応援は選手のパフォーマンスを10~20%向上させる効果があると言われており、声援は大きければ大きいほど効果が高いです。そういった方向性に観客を煽るような選手がいなくなると、チーム全体にメリハリが生まれにくくなってしまいます。
試合映像を観ていると、群馬にリードされている時間帯が長かったこともあるでしょうが、出ている選手の表情に覇気がなく、常に20点前後のリードを許していた中盤以降、「どうやったら逆転に持ち込めるか」というのが、全くイメージが付いていなかったように思います。
中村選手と辻選手が殊勲
この試合、最も活躍したのは誰が何と言おうと24pts・16reb(OREB:5本、DREB:11本)・8ast・0tovとトリプルダブル級のスタッツを残したケリー・ブラックシアーJr選手ですが、この試合を勝利に導いたのは中村拓人選手と辻直人選手の2人だと思います。
中村選手はほぼタイで迎えた第2Qの中盤、3PシュートのFTを受け、得た3本のFTAを全て決め切り、その後もAND1を決め切るなど交代するまでの約2分半の間にそのFTも含めて8得点。千葉Jを突き放すブースターとして躍動しました。
辻選手は前半無得点だったものの、後半以降、千葉Jに流れが傾きかけたところに3Pを効果的に沈め、最終的にCatch&Shoot:3/3で本領発揮しました。細川一輝選手のシュートタッチが不調だった分、辻選手の通常運転は群馬のコーチ陣としては心強かったでしょう。
5/10(Game2)の試合データ
基本スタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 85 | PT | 79 |
| 31/66 47.0% | FG | 29/63 46.0% |
| 18/37 48.6% | 2P | 15/28 53.6% |
| 13/29 44.8% | 3P | 14/35 40.0% |
| 10/11 90.9% | FT | 7/8 87.5% |
| 34 | REB | 33 |
| 11 | OREB | 9 |
| 23 | DREB | 24 |
| 19 | AST | 19 |
| 5 | TOV | 12 |
| 5 | STL | 5 |
| 1 | BLK | 2 |
| 16 | F | 16 |
詳細スタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 58.1% | %FGM2P | 51.7% |
| 41.9% | %FGM3P | 48.3% |
| 56.1% | %FGA2P | 44.4% |
| 43.9% | %FGA3P | 55.6% |
| 42.4% | %PT2P | 38.0% |
| 45.9% | %PT3P | 53.2% |
| 11.8% | %PTFT | 8.9% |
| 11 | Points Off TOV | 7 |
| 7 | Fast Break Points | 10 |
| 16 | 2nd Chance Points | 10 |
| 34 | Points In the Paint | 28 |
| 40 | Bench Points | 24 |
| 2/6 (3) | After TO Results (Points) | 1/5 (2) |
| 1 | After TO +/- | -1 |
アドバンスドスタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 64.84 | ポゼッション数 | 69.52 |
| 試合のペース:67.18 | ||
| 131.09 | Offensive Rate | 113.64 |
| 113.64 | Defensive Rate | 131.09 |
| 60.0% | TS% | 59.4% |
| 56.8% | eFG% | 57.1% |
| 0.92 | POT Efficasy | 1.40 |
| 1.45 | 2nd Chance Efficasy | 1.11 |
| 50.7% | REB% | 49.3% |
| 31.4% | OREB% | 28.1% |
| 71.9% | DREB% | 68.6% |
| 61.3% | AST% | 65.5% |
| 6.6% | TOV% | 15.3% |
| 1.31 | PPP | 1.14 |
| 0.50 | After TO PPP | 0.40 |
| 0.17 | FTR | 0.13 |
Shoot Summary
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 5/19 26.3% | Self-Shootmake | 10/22 45.5% |
| 2/7 28.6% | MID-Jumper | 1/6 16.7% |
| 3/7 42.9% | Short-Jumper | 3/3 100.0% |
| 0/0 – | Push | 1/2 50.0% |
| 1/6 16.7% | Floater | 3/4 75.0% |
| 7/11 63.6% | Lay-Up | 6/12 50.0% |
| 3 | Dunk | 1 |
| 2 | Tip-In | 0 |
| 10/19 52.6% | Catch&Shoot | 7/15 46.7% |
| 1/2 50.0% | Moving | 1/5 20.0% |
| 2/8 25.0% | Pull-Up | 6/15 40.0% |
| 1/1 100.0% | Wide-Open | 4/9 44.4% |
戦評
シューティングが上振れた千葉J
最終的に第4Q開始時点で同点、最終スコア6点差というクラッチゲームに突入したGame2ですが、序盤から前半に千葉Jの3P%が上振れて(前半の3Pは8/13:61.5%)、試合のほとんどの時間帯をリードしていた千葉J。
上振れの要因としては、トップからウイングポジションへの横方向のパスやハンドラーのPull-Up 3Pを多投していたGame1と異なり、デザインされたCatch&Shootが増えたこと。
例えば、Game1では試合を通してASTによってメイクされた3PFGMが5本だったのに対し、このGame2では、前半の3PFGM全てASTから記録されています。試合映像を振り返ると分かりますが、ハンドラーアタックからのキックアウトや、しっかりコーナーまでボールを回しての3Pシュートが多かったのも特徴的です。Game1では左右のコーナーから3Pを1本も打っていませんでした。
ただ、「上振れた」と表現したのはネガティブな理由があって、3P%が落ちてきた後半はGame1同様にPull-Up 3Pが多くなり、5/16(31.3%)と微妙な結果に。
リトル選手がかなり当たっていたため、競り合いになってからは同選手に預けてプレーメイクを任せることになっていたのは、結果勝てたのであれはあれで良かったのでしょう。ですが、再現性があるかと問われると正直微妙と感じました。
復帰した渡邊雄太選手の影響はやはりデカい
Game1と最も大きな違いとして、渡邊選手が脳震盪から復帰したこと。その影響はDF面に大きく現れており、Game1の群馬のPTs.I.P:36得点に対して、Game2では28得点まで落ち込みました。
渡邊選手自身のBLKはスタッツに残りませんでしたが、インテリアDFとして非常に影響は出たと思います。
と言うのも、PTs.I.Pによる失点の減少だけでなく、ペイントエリアのフィニッシュとされやすいFloaterとLay-UpのAttemptがGame1では合わせて21本だったのに対し、Game2では16本まで減少。そもそもペイントエリアでのフィニッシュの選択肢を少なくさせていました。
他にも、所々でハドルを組んでチームメイトを鼓舞したり、コーナー3Pを立て続けたり、Fast Breakシチュエーションでダンクをかましたりと、スタッツ自体は一見大したことないようでしたが、+/-:+11は富樫選手の+14に次いで2番目の高さ。チームに与えた影響力はかなり大きかったと言えるでしょう。
千葉Jのビッグラインナップに対する3ガードラインナップの謎スタート
試合観戦はバスケットLIVEが専らで、基本的にはTip-Offのタイミングまでスキップしてから観ているので、どの選手がスタートにいるのか、そこでやっと確認するのですが、Tip-Off後、数秒経って違和感を感じました。

あ、れ?3ガード?
千葉Jは渡邊・田代・DJ・ブルックス・原のラインナップに対して、群馬は藤井・コー・中村の3ガード(他はトレイ・KBJ)の布陣でスタートしていました。
結局、藤井選手の負傷交代で僅かなポゼッションしか維持できませんでしたが、千葉Jのビッグラインナップに対するアンサーとしての3ガードは、どう考えても自分では分からなかったので、Chat GPTに「3ガードのポジティブな理由は何なのか?」と尋ねてみました。
すると、6つの回答をしてくれました。全部挙げると長くなり過ぎるため、納得感のあるものだけピックアップします。



6つの内、上記の3つが納得感高かったですかね。
ただ、【2】はあまりにも受け身過ぎるし、【4】も3ガードである必要性がないし、【6】は言いたいことは分かるけど、シューターの枚数を減らしてまで優先することなのか?と、ツッコミどころは残るところです。デメリットを飲み込んだ上で組んだスターターということなのかも?
5/11(Game3)の試合データ
基本スタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 72 | PT | 68 |
| 23/53 43.4% | FG | 25/74 33.8% |
| 16/26 61.5% | 2P | 13/36 36.1% |
| 7/27 25.9% | 3P | 12/38 31.6% |
| 19/22 86.4% | FT | 6/10 60.0% |
| 43 | REB | 39 |
| 8 | OREB | 16 |
| 35 | DREB | 23 |
| 19 | AST | 16 |
| 14 | TOV | 7 |
| 1 | STL | 8 |
| 1 | BLK | 0 |
| 16 | F | 21 |
詳細スタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 69.6% | %FGM2P | 52.0% |
| 30.4% | %FGM3P | 48.0% |
| 49.1% | %FGA2P | 48.6% |
| 50.9% | %FGA3P | 51.4% |
| 44.4% | %PT2P | 38.2% |
| 29.2% | %PT3P | 52.9% |
| 26.4% | %PTFT | 8.8% |
| 3 | Points Off TOV | 18 |
| 4 | Fast Break Points | 9 |
| 7 | 2nd Chance Points | 17 |
| 32 | Points In the Paint | 22 |
| 44 | Bench Points | 16 |
| 0/4 (0) | After TO Results (Points) | 1/6 (2) |
| -2 | After TO +/- | 2 |
アドバンスドスタッツ
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 68.68 | ポゼッション数 | 69.40 |
| 試合のペース:69.04 | ||
| 104.83 | Offensive Rate | 97.98 |
| 97.98 | Defensive Rate | 104.83 |
| 57.4% | TS% | 43.4% |
| 50.0% | eFG% | 41.9% |
| 0.43 | POT Efficasy | 1.29 |
| 0.88 | 2nd Chance Efficasy | 1.06 |
| 52.4% | REB% | 47.6% |
| 25.8% | OREB% | 31.4% |
| 68.6% | DREB% | 74.2% |
| 82.6% | AST% | 64.0% |
| 18.3% | TOV% | 8.2% |
| 1.05 | PPP | 0.98 |
| 0.00 | After TO PPP | 0.33 |
| 0.42 | FTR | 0.14 |
Shoot Summary
| 千葉ジェッツ | 群馬クレインサンダーズ | |
| 6/12 50.0% | Self-Shootmake | 4/20 20.0% |
| 1/4 25.0% | MID-Jumper | 2/13 15.4% |
| 6/6 100.0% | Short-Jumper | 1/2 50.0% |
| 0/0 – | Push | 0/3 0.0% |
| 0/3 0.0% | Floater | 2/4 50.0% |
| 7/11 63.6% | Lay-Up | 6/11 54.5% |
| 2 | Dunk | 0 |
| 0 | Tip-In | 2 |
| 5/16 31.3% | Catch&Shoot | 7/16 43.8% |
| 0/2 0.0% | Moving | 1/5 20.0% |
| 2/8 25.0% | Pull-Up | 4/16 25.0% |
| 2/7 28.6% | Wide-Open | 5/8 62.5% |
戦評
Game3らしい好ゲームで両チームに拍手
結果として、ロースコアの展開で、それなりにミスもあり、FTで試合が止まることもしばしばありましたが、推しチーム同士の試合だというバイアスはあると思いつつも、かなりの好ゲームでした。
リードチェンジは僅か2回。ですが、群馬が7点差つけてから試合をリードしていたかと思ったら、後半は反対に千葉がその7点差をひっくり返して、逆に7点差を常に維持した状態で試合を進めていました。この【7点差】という絶妙な点差がどちらのチームにも流れが傾きかけては持ち直してを繰り返していたようで、観てて非常に楽しかったです。
攻守両面でペリメーターを支配した千葉J
千葉Jの2PFG:16/26(61.5%)で、PTs.I.P:32得点と、2PFGMの全てがペイントエリアで獲得した得点となりましたが、内訳は2nd Chance PTsやカッティングによるフィニッシュではなく、ハンドラー(主にリトル選手と原修太選手)によるペネトレイトによる得点でした。
特にこの試合もリトル選手は止まらず、ゲームハイの20得点。Self-Shootmake:3/6(50.0%)と高効率。リム周りまで侵入してのShort-Jumperは4/4、Lay-Upは2/2といずれもミスなし100%の確率を収めました。
DF面では渡邊・田代・ホグ・リトル・原のメンツがホントにカッチカチで、ローテーションの中で必ずこの内の3~4人がオンコートしていました。
3試合観た感じ、きっとDFがそこまで得意ではなさそうなギャリソン・ブルックス選手の存在を上手く隠し、同選手はDREBに専念できるようなDFに機能させることに成功しました。
このDFシステムの結果、群馬のペリメーターをほぼ完璧に抑え込みました。PTs.I.Pによる失点を22点と、それだけペイントエリアに侵入を許さず、Mid-Jumperの選択を強いて、2/13(15.4%)と今シーズンワーストレベルの確率まで下げさせています。
群馬にとってはペイントエリアまで侵入が出来なかったことで、良い形で3Pシュートのデザインも出来ず、確率も思うように伸びませんでした(12/38:31.6%)。
1BIGの布陣では限界だった群馬
勝利したGame1との違いと敗北したGame2との共通点を考えると論点は1つに絞られてきます。それは、ビッグマンの枚数の問題でした。
Game1ではKBJとAJの2人のビッグマンがアクティブでしたが、Game2・3はKBJのみというロスターに。
OF面におけるKBJ個人の強みは、チームトップのPPG:16.0Pts、APG:4.2本が示すように、自らの得点力とプレーメイク能力の掛け合わせが上手いところにあります。
Game1ではAJとの2BIGの時には、ハイポストでボールを受けて、AJとの合わせで得点を演出する選択肢がありました。故に24pts・8ast・0tovという驚異的かつ自在なパフォーマンスを展開していました。
しかし、敗れたGame2とこのGame3では、ビッグマンがKBJのみで、ビッグマン同士の合わせというOFオプションが無くなってしまったのが、KBJのプレーメイク能力を発揮することが出来ない状況でした。
実際、この試合のKBJはSelf-Shootmake:0/6、Mid-Jumper:1/6(16.7%)と効率の低さも然ることながら、普段ならこの辺の数字はあまり残さないプレーを強いられることになってしまったことが、この試合の手詰まり感を強めてしまった要因でしょう。
(※KBJの今シーズンはSelf-Shootmakeは1.3/2.4、Mid-Jumperは0.5/1.2が平均)
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