バスケを見るなら知っておきたいバスケ用語:スタッツ編

用語集

どのスポーツにも言えることですが、バスケットボールにも様々な専門用語があります。本記事では、主に当サイトで普段から表記しているバスケ用語を中心に簡潔に解説していきます。

基本スタッツ編

PT(Point)、PTS(Points)

得点数。平均得点の際は【PPG(Points Per Game)】と表記されることも。

※注:サイトによっては【PT(Play Time):出場時間】として採用している場合もある。

FG(Field Goal)

フィールドゴール。試合のタイマーが動いている時の全てのシュートのこと。その他、関連用語を下記にまとめます。

FGM(Field Goal Made)フィールドゴール成功数。
FGA(Field Goal Attempt)フィールドゴール試投数。
FG%(Field Goal Percentage)フィールドゴール成功率。
※FGM/FGA
2PFG(2Points Feild Goal)3ポイントラインより内側のフィールドゴール。簡単に【2P】と表記されることも。
2PFGM(2Points Feild Goal Made)2ポイントフィールドゴール成功数。
2PFGA(2Points Feild Goal Attempt)2ポイントフィールドゴール試投数。
2PFG%(2Points Feild Goal Percentage)2ポイントフィールドゴール成功率。簡単に【2P%】と表記されることも。
※2PFGM/2PFGA
3PFG(3Points Feild Goal)3ポイントラインより外側のフィールドゴール。簡単に【3P】と表記されることも。
3PFGM(3Points Feild Goal Made)3ポイントフィールドゴール成功数。
3PFGA(3Points Feild Goal Attempt)3ポイントフィールドゴール試投数。
3PFG%(3Points Feild Goal Percentage)3ポイントフィールドゴール成功率。簡単に【3P%】と表記されることも。
※3PFGM/3PFGA

FT(Free Throw)

フリースロー。主にフィールドゴール試投の最中にファウルを受けた時に与えられるシュート。ファウルを受けたシチュエーションによって与えられる本数が異なる。

  • 2本のFTが与えられるシチュエーション
    • 2ポイントフィールドゴールを試投した際にファウルを受け、その放ったシュートが外れた場合。
    • そのクオーターのチームファウルが4つ以上になった時にディフェンシブファウルを受けた場合。
    • アンスポーツマンライクファウルを受けた場合。
  • 3本のFTが与えられるシチュエーション
    • 3ポイントフィールドゴールを試投した際にファウルを受け、その放ったシュートが外れた場合。
  • 1本のFTが与えられるシチュエーション
    • フィールドゴールを試投した際にファウルを受け、その放ったシュートが成功した場合。
    • テクニカルファウルを受けた場合。

その他、関連用語を下記にまとめます。

FTM(Free Throw Made)フリースロー成功数。
FTA(Free Throw Attempt)フリースロー試投数。
FT%(Free Throw Percentage)フリースロー成功率。
※FTM/FTA

REB(Rebound)

リバウンド。外れたシュートを確保する行為。関連用語を下記にまとめます。

OREB(Offensive Rebound)オフェンシブリバウンド。シュートを放った側のチームの選手が確保したリバウンド。
DREB(Defensive Rebound)ディフェンシブリバウンド。シュートを放った側ではないチームの選手が確保したリバウンド。

AST(Assist)

アシスト。ある選手のフィールドゴールに直接繋がるパスを供給する行為。

TOV(Turnover)

ターンオーバー。自チームのポゼッションがシュート失敗以外のミスによって相手チームのポゼッションに切り替わること。

STL(Steal)

スティール(スチールとも呼ばれる)。一方のチームが保持していたボールを奪い、他方のチームのインバウンズポゼッションに切り替わった場合に記録。

BLK(Block)

ブロック。ブロックショット。ショットブロック。シュートが放たれた後の空中にあるボールにDF側の選手が触れてシュート成功を阻止すると記録。

F(Foul)

ファウル。過剰な身体接触によって相手チームのプレーを妨害する行為。同一クォーターに4回以上記録された後のディフェンシブファウルには、相手チームにフリースローが与えられる。

ファウルの種類を以下にまとめます。

  • ディフェンシブファウル:DF側の選手が犯すファウル。ボールではなく手を叩く(イリーガルユースオブハンズ)、OFの選手を横から押し出す(ブロッキング)など。
  • オフェンシブファウル:OF側の選手が犯すファウル。DFの選手を突き飛ばす(チャージング)、スクリーンを掛けた選手が更に動いてDFの動きを妨害する(ムービングスクリーン)など。
  • テクニカルファウル:試合進行を故意に遅延させたり、審判・選手・チームに対して侮辱的な態度をとった場合に宣告される。試合に出場している選手のみではなく、コーチに宣告される場合もある。
    ※宣告されると、相手チームにFTが1本与えられる。
  • アンスポーツマンライクファウル:相手選手のケガに繋がりかねない、特に悪質なプレーと判断された場合に宣告される。
    ※宣告されると、相手チームにFTが2本与えられ、相手チームのポゼッションから試合再開となる。

FD(Foul Drown)

ファウルを受けた回数。

詳細スタッツ編

%FGM(Percent Field Goal Made)2P・3P

成功したFGの内、何%が2Pや3Pの成功だったかを示す数値。計算式は以下の通り。

%FGM2P の計算式
%FGM2P = 2PFGM FGM
%FGM3P の計算式
%FGM3P = 3PFGM FGM

%2P(or3P)FGA(Percent Field Goal Attempt)

試投したFGの内、何%が2Pや3Pの成功だったかを示す数値。計算式は以下の通り。

%FGA2P の計算式
%FGA2P = 2PFGA FGA
%FGA3P の計算式
%FGA3P = 3PFGA FGA

%PT(Percent Points)2P・3P・FT

総得点のうち、2P・3P・FTがそれぞれ何%で構成されたかを示す数値。計算式は以下の通り。

%PT2P の計算式
%PT2P = 2PFGM × 2 総得点
%PT3P の計算式
%PT3P = 3PFGM × 3 総得点
%PTFT の計算式
%PTFT = FTM 総得点

P.O.T(Points Off Turnover)

相手のターンオーバーから獲得した得点。

Bリーグ公式では【Points From Turnover】と表記されており、その記録を転載・採用している。

F.B.Pts(Fast Break Points)

相手のディフェンスが整う前に素早く攻撃に転じて得られた得点。FIBAの定義では、相手がハーフコートディフェンスを組む前の8秒以内に獲得した得点とされている。

当サイトでは、Bリーグ公式の【試合レポート】や【テキスト速報】の記録を転載・採用している。

2nd C.Pts(2nd Chance Points)

オフェンスリバウンドを確保した次のポゼッションでの得点。

当サイトでは、Bリーグ公式の【試合レポート】や【テキスト速報】の記録を転載・採用している。

Pts.I.P(Points In the Paint)

ペイントエリア内で獲得した得点。

当サイトでは、Bリーグ公式の【試合レポート】や【テキスト速報】の記録を転載・採用している。

Bench Points

ベンチ出場選手が獲得した総得点数。

ATO(After Time Out)

タイムアウト後のポゼッションを指す。

当サイトでは2025-26シーズンからATOの成績を集計しており、ATO:1回あたりの得点回数(注:得点数ではない)として【ATO Result】、ATOシチュエーションにおける得失点差として【ATO +/-】、ATO:1回あたりの得点効率として【ATO PPP】を独自指標として集計している。

アドバンスドスタッツ編

POSS(Possesion)

チームが得る攻撃機会の回数。計算式は以下の通り。

POSS FGA (0.44×FTA) OREB TOV

選手個人の場合、【OREB】スタッツを除いて、それぞれの選手個人のスタッツで計算する。

選手個人のPOSS その選手のFGA (0.44×その選手のFTA) その選手のTOV

Pace

両チームの合計POSSを40分換算した場合のポゼッション数。試合のペース。計算式は以下の通り。

Pace 40 × (自チームのPOSS数+相手チームのPOSS数) (2×試合時間)

FIBAルールである40分の試合でのPaceの目安は以下の通りです。

Pace捉え・評価
~68遅い
69~72やや遅い
73~75平均的
76~78やや速い
79~速い

OF Rate(Offensive Rate)

自チームが100POSS換算された時の得点数。計算式は以下の通り。

OF Rate 総得点 自チームのPOSS数 × 100

DF Rate(Defensive Rate)

相手チームが100POSS換算された時の失点数。計算式は以下の通り。

DF Rate 総失点 相手チームのPOSS数 × 100

Net Rating

100POSS換算時の得失点差。【OF Rate - DF Rate】で算出。

TS%(True Shooting Percentage)

2P・3P・フリースローを全てまとめて、得点効率を1つの数値として表した指標。FG%のみでは、3Pやフリースローの価値が混ざらないため、「本当に効率良く点を獲れているか?」を評価する指標。

計算式は以下の通り。

TS% 総得点 (FGA+0.44×FTA) × 100

総得点・FGA・FTAを、個人の選手のスタッツに置き換えると、その選手のTS%を算出することも出来ます。

eFG%(effictive Field Goal Percentage)

「3Pは2Pより1点多い」という価値を反映して、FG%を補正した指標。3Pが入る選手ほど評価が上がるため、普通のFG%より「シュート効率」を公平に比較しやすい。

計算式は以下の通り。

eFG% (FGM+0.5×3PFGM) FGA × 100

FGM・3PFGM・FGAを、個人の選手のスタッツに置き換えると、その選手のeFG%を算出することも出来ます。

P.O.T.E(Points Off Turnover Efficacy)

相手チームのターンオーバー1回あたりのPoints Off Turnoverの得点。P.O.Tによる得点の効率や期待値を評価するための独自指標。【P.O.T Efficacy】とも表記。計算式は以下の通り。

P.O.T.E Points Off Turnover 相手チームのTurnover

2nd Chance Efficacy

オフェンシブリバウンド1本あたりの2nd Chance Pointsによる得点。2nd Chance Pointsによる得点の効率や期待値を評価するための独自指標。計算式は以下の通り。

2nd Chance Efficacy 2nd Chance Points OREB

REB%(Rebound Percentage)

その試合のリバウンド機会の内、チームが獲得したリバウンドの割合。計算式は以下の通り。

REB% 自チームの総REB数 自チームの総REB数+相手チームの総REB数 × 100

選手個人のREB%の算出も、以下の計算式にて可能。

選手個人のREB% その選手の総REB数×試合時間 その選手の出場時間×(自チームの総REB数+相手チームの総REB数) × 100

厳密には、分子の【試合時間】は【チームの総出場時間(40分×5=200分)/5】という計算式になりますが、近似値として【試合時間=40分】に置き換えることが出来るため、このような表記になっています。
※以下の選手個人のOREB%・DREB%についても同様。

OREB%(Offensive Rebound Percentage)

その試合のオフェンシブリバウンド機会の内、チームが獲得したオフェンシブリバウンドの割合。計算式は以下の通り。

OREB% 自チームのOREB数 自チームのOREB数+相手チームのDREB数 × 100

選手個人のOREB%の算出も、以下の計算式にて可能。

選手個人のOREB% その選手のOREB数×試合時間 その選手の出場時間×(自チームのOREB数+相手チームのDREB数) × 100

DREB%(Defensive Rebound Percentage)

その試合のディフェンシブリバウンド機会の内、チームが獲得したディフェンシブリバウンドの割合。計算式は以下の通り。

DREB% 自チームのDREB数 自チームのDREB数+相手チームのOREB数 × 100

選手個人のDREB%の算出も、以下の計算式にて可能。

選手個人のDREB% その選手のDREB数×試合時間 その選手の出場時間×(自チームのDREB数+相手チームのOREB数) × 100

AST%(Assist Percentage)

チームの全フィールドゴール成功数の内、アシストによる得点の割合。計算式は以下の通り。

AST% AST数 FGM × 100

指標における判断は以下の表が目安に。

AST%捉え・評価
~50%低い
50~54%やや低い
54~58%平均的
58~65%やや高い
65%~高い

選手個人のAST%の算出も、以下の計算式にて可能。

選手個人のAST% その選手のAST数 ((その選手の出場時間/試合時間)×自チームのFGM)-その選手のFGM × 100

選手個人のAST%においては、絶対的な基準の他に、ポジションや役割ごとに指標の捉え方が異なる。

絶対的基準
AST%捉え・評価
~8%低い
8~15%平均的
15~25%やや高い
25~35%高い
35%~かなり高い
役割ごとの基準
捉え・評価ハンドラー
プレイメイカー
スコアラー
フィニッシャー
ビッグマン
ロールマン
AST%低い~20%~10%~7%
平均的20~28%10~18%7~12%
高い28~35%18~25%12~18%
かなり高い35%~25%~18%~

TOV%(Turnover Percentage)

獲得したポゼッションの内、ターンオーバーでポゼッションを失った割合。計算式は以下の通り。

TOV% TOV数 FGA+(0.44×FTA)+TOV数 × 100

各スタッツを選手個人のスタッツにすることで、選手個人のTOV%が算出可能。

PPP(Points Per Possesion)

1ポゼッション当たりの得点数。計算式は以下の通り。

PPP 得点数 ポゼッション数

1.00を基準に、それ以上を高い、それ未満を低いという評価になる。尚、選手個人の得点数・ポゼッション数にすることで、選手個人のPPPが算出可能。

FTR(Free Throw Rate)

FGA:1本あたりで、どれだけフリースローを獲得できたかを示す指標。計算式は以下の通り。

PPP FTA FGA

指標における評価の判断は以下を基準に。

FTR捉え・評価
~0.18低い
0.18~0.22やや低い
0.22~0.25平均的
0.25~0.33やや高い
0.33~高い

なお、選手個人のスタッツを入れることで、選手個人のFTRを算出することが可能。

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