記録振り返り企画第3弾。今回は宇都宮ブレックス編です。
長年、日本代表を務めてきている比江島慎選手を初めとしたレベルの高いベテラン選手を数多く擁しているチーム。早速2024年を振り返りましょう。
DJ・ニュービル選手
ニュービル選手はSTLとREBの2部門で記録達成。
PG登録ながら、卓越したオールラウンダー性を活かし、ガードながらリバウンド数が1,000本を超えています。
ちなみに、PG登録でB1通算リバウンド数が超えているのはニュービル選手の他、僅か5人しかいません(間違ってたらすみません)。それだけ偉大な数字と言えるでしょう。
比江島慎選手
3P・アシスト・リバウンド・スティール・試合数の5部門で記録を達成したのは比江島慎選手。
bj時代からキャリア10年を越すベテラン選手ながら、先のW杯でまた1段階進化を果たしました。
比江島ステップや高確率の3Pシュートなどのプレースタイルから、オフェンシブな印象を与えがちな選手ですが、実はSTLのキャリア平均が1.0本に近かったり、1試合あたりのブロック数のキャリアハイが3本など、ディフェンスの意識も高い選手です。
【Bリーグ殿堂】のようなものが開設されれば、間違いなく入ってくるでしょうね。
ギャビン・エドワーズ選手
2021年の東京オリンピックにて、日本代表の帰化枠に抜擢されたのも記憶に新しい名選手。
リバウンド数の達成はBリーグ統合前のJBL時代の記録との合算によるもの。それらも合わせていくと、キャリア通算ブロック数も国内リーグ1位となる可能性も高いです(Bリーグ通算347本で歴代第4位)。
今シーズン、右膝の靭帯を損傷してしまったため、年齢も考えると、もしかしたら残されたキャリアはそう長くないかも知れません。
鵤誠司選手
あくまで個人的印象ですが、強烈なインパクトを残す選手というよりは、どこか仕事人感を感じさせる鵤選手。
今シーズン、小川敦也選手や高島紳司選手などの若手ガード陣にプレータイムをシェアさせているチーム状況から、昨シーズンまでと異なり、やや役割が小さくなってしまっています。
30歳とベテランの域に入ってきていますが、腐らずチームに貢献していってもらいたい所です。