バスケ日本代表:渡邊雄太選手の日本代表試合でのスタッツをまとめました。なお、本ページのスタッツ情報は【FIBA主催試合・大会】に限ります。従って、FIBAの主催しない試合(例:ウィリアムジョーンズカップなど)や親善試合、主要大会に向けた強化試合の成績は含まれません。
※本記事内のデータは2026.7.6時点までのデータになります。FIBA公式大会の日本代表戦に出場した場合、随時更新していきます。
※FIBA W杯 2023までのDF Rateは出場時間からの推計数値です。
FIBA U18 アジア選手権2008
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
比江島選手初めてのFIBA公式の国際大会出場となったこの大会。当時(18歳)から洛南高校のスコアラーとして活躍していた比江島選手ですが、どのような理由なのか、大会前半の4試合はあまりその実力を見せられずにいました。
ただ、後半のフィリピン戦からUSG%:28%以上が示すように持ち前のスコアリング能力を発揮。FG%も前半戦は46.7%(14/30)だったのが、後半戦は50.0%(39/78)とボリュームも質も大会の中で大きく改善されました。
また、得点構成の特徴として、今や3Pの名手として知られるようになった比江島選手ですが、この時期はまだまだ得意のステップワークから生み出された2PFGによる得点が多いですね(大会通算%PT2P:80.0%)。
FIBA アジア選手権2013
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
初のFIBA公式国際大会の出場から5年後、比江島選手のA代表としての活動がとうとう始まったのがこの大会からでした。
大会後半にエース級の活躍を見せたU18アジア選手権2008でしたが、この大会は全体的にパッとせず。どころか、全くと言って良いほどチームに貢献出来ませんでした。
4戦目の台湾戦以外はある程度プレータイムを得ていましたが、Net Ratingはいずれの試合もマイナス。当時の日本代表チーム全体の弱さもあるでしょうが、当時から明確に日本の格下と言っても良い香港・インド相手にもチームに貢献することが出来ませんでした。
10得点挙げたインド戦でもTOV:4本と精彩を欠いてましたね。全体的にTOV%も20%と高めの水準。比江島選手としてはほろ苦いA代表デビューとなったことでしょう。
FIBAアジアカップ2014
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
前年のアジア選手権2013の翌年に出場したアジアカップ2014。前年同様、全体的に低水準な活躍でしたが、前者の大会から成長した部分も見受けられます。
その部分とは、強豪国に対して、ある程度自分の形を発揮出来るようになっていること。明確に日本代表の格上として君臨していた中国とヨルダン戦にスターターとして出場した試合でのスタッツから読み取れます。
中国戦は今大会で2番目のスコアとなった9得点。最終戦のヨルダン戦では10得点で、TS%:50.6%、OF Rate:91.91と前年の対戦から4得点・29.1%・58.14から大きく改善しました。
当時24歳のシーズンで、現代の水準からすると物足りない感じは残りますが、これまでの【比江島選手比】では、「今後に期待できる」と周囲が思えた大会だったでしょう。
FIBA アジア選手権2015
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
A代表として自身3大会目となったこの大会。いよいよチームのエースとして引っ張れる存在であると証明されつつある活躍。この大会のPPG:15.9Ptsは大会全体で10位の成績。FTは23/25で成功率は驚異の92%を記録しました。
ベストパフォーマンスだったのは、負けはしたものの、セミファイナルのフィリピン戦。ゲームハイの28Ptsを挙げ、FT:10/10の失敗無し。TOV:4本だったものの、USG%:42.1%と大エースばりにOFを引っ張りました。それだけOFを託されていたのですから、TOV:4本は目を瞑れるところでしょう。
明確な格上としての立場だったのはフィリピンとイランだったため、全体的なパフォーマンスは上振れる結果でしたが、その格上2ヶ国に対しても、一定の活躍をして見せたのは、当時のバスケファンからしたら、比江島選手は明るい未来だったでしょう。
2016年リオデジャネイロ五輪予選
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
これまでの国際試合は全てアジア圏の大会でしたが、この大会は比江島選手にとって初めて「世界」を相手取った大会となりました。
渡邊雄太選手の記事にも同様に記載しましたが、大会の性質上、強国揃いのユーロ圏の代表チームとやり合うことになるため、流石に当時の日本代表の力では金星を得ることは出来ませんでした。
ですが、比江島選手自体は一定の爪痕を残したと言えるのが2戦目のチェコ戦。チームハイタイの16Ptsを挙げ、OF Rate:94.79とまずまずの成績。
「俺でも世界相手に出来るところある」だったのか、「俺では世界相手には通用しないのか」だったのか、当時の比江島選手が抱いた感情は果たしてどちらだったのでしょうか?
FIBA アジアチャレンジ2016
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
比江島選手27歳シーズンで、バスケ選手として最も脂の乗った時期で挑んだ大会。それに違わない充実ぶりを見せた成績でした。
PPG:15.8Ptsは堂々チームトップ、APG:2.9本もチーム2位。特筆すべきはシュート効率で、FG%:52.0%(53/102)は大会全体で5位の成績。ガードポジションに限定したら2番目に高い確率を残しています(1位の選手の試合数が5試合なので、実質1位とも)。
また、過去の大会からの成長という面では3P。これまでの通算で10/69(14.5%)と成功率もAttemptも少なかったですが、この大会では成功数だけでこれまでを上回る11本。Attemptは20本を記録しました。
FIBA アジアカップ2017
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
これまで着実な成長曲線を描いていた比江島選手ですが、このアジアカップではややそ曲線に疑問符がつく結果に。
試合数が少ないので一概に言えないとは思いますが、格上・格下の違いでかなりパフォーマンスに差が出ていました。基本的なスタッツをとっても、FGAが【AUS+KOR】:11本、【TPE+HKG】:20本と倍近い違いがあります。
確率が上がらないのは仕方がないとして、OFを期待されているのだから、強豪相手にも積極的に行ってもらいたかったこともあって、この時期からしばらくの間、個人的には【比江島アンチ】でした。
FIBA W杯2019 アジア予選
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
八村塁選手・渡邊雄太選手が合流していたオーストラリア(2戦目)~イラン(1戦目)戦まではOFのメインどころからは1歩2歩退いた感じになっていますが、それ以外はOFでかなりチームを引っ張っていました。
また、特筆したいのは2戦目の台湾戦からDF Rateも大きく改善されている所。その前のオーストラリア戦から日本代表に加入したニック・ファジーカス選手のOF力のシナジーが良かったのか、OF・DFの力の入れ様のバランスが良くなったのかもしれません。
FIBA W杯2019
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
比江島選手にとって、初めてとなる世界の主要大会となった2019年のW杯。これはこの試合ロスターに加わった選手のほぼ全員に当てはまることではありましたが、全くと言って良いほど自身のプレーを表現することが出来ませんでした。USG%:10%超でありながら、得点のほとんどが10点に届かないという結果に。
思い返すと、この頃が最も【比江島アンチ】だったと思います。「アジアではしっかりやれてても、肝心の世界相手に全く通用しないじゃないか」と。Yahoo!コメントなんかで沢山叩いていたのを覚えています。
この経験が反映されたのかどうか、それは比江島選手自身にしか分からないことですが、よもや、次のW杯で大活躍するとは、この時には全く想像もしていませんでした。
FIBA アジアカップ2021 予選
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
アジアに戦場を戻したこのアジアカップ予選。これまでの傾向から変わったのがやや%FGA3Pの割合が高くなってきている所。
これまでは高くても50%を少し超える程度で、したが、この大会では87.5%という非常に高い割合を叩き出しています。4試合の通算では55.6%と、FGAの半分以上を3Pが占めています。
この大会は3P主体となるトム・ホーバスHCではなく、まだフリオ・ラマスHCの時代だったはずなので、システムの大きな変更というのは考えにくく、比江島選手が先のW杯の結果から自ら編み出したプレースタイルの変化といったところでしょうか。
2021年 東京五輪
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
W杯2019の次に立ち向かった2021年の東京五輪という世界の舞台。リベンジを図りたかったところですが、残念ながらそうとはいきませんでした。
比江島選手にとって苦しかったのが、少ないOF POSS数。メインオプションは当時から八村選手でしたし、2ndオプションはこの時渡邊雄太選手でしたから、比江島選手がそれ以降になってしまいます。当時は「システムよりも個での打開」が重要視されるほど、個の力が足りない集団でした。ある意味仕方のない結果だったのかもしれません。
FIBA W杯2023 アジア予選
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
この予選は一見すると「全試合スターターだったのに、ほとんど結果を残せていない」と見えますが、これは、「W杯が自国開催なので、必ずしも勝利が必須ではない」という背景があったためです。だから、当時のホーバスHCは勝敗1つに囚われず(とは言え、勝つに越したことは無かったですが)、様々な選手を使うために、出場機会が限定されていたのだと推測されます。
その前提でスタッツを眺めると、当時30歳と、既にベテランの域に達していた比江島選手でさえ、ホーバスHCの目指すバスケにアジャストするのに苦労していた印象があります。%FGA3P:45.2%とまずまずながら、確率は21.4%と低調だったのがその証拠です。
FIBA W杯2023
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
筆者が【比江島アンチ】を卒業した大会。皆さんの記憶にも新しい活躍だったでしょう。
2戦目のフィンランド戦では、本来の得意な形であるペイントアタックからFTA:8本を奪い取ってチームのOFを繋ぎました。
そして真骨頂だったのが4戦目のベネズエラ戦。敗色濃厚だった試合最終盤で覚醒し、(記憶違いでなければ)3Pを4連続で沈めるなど、23得点決めた内、第4Qだけでその約8割を占める17得点挙げました。この活躍はホントに「俺たちの比江島」でしたね。
FIBA アジアカップ2025予選
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
OFの役割はやはり比較的大きいものの、流石の比江島選手も衰えを感じる結果に。
具体的にはUSG%:約10~20%を推移している割にOF Rateは上振れたモンゴル戦以外は80前後と本来の役割であったはずのOFの効力が低くなっています。PPG:10.3ptsとスタッツは残しているので勿体ないです。
ただ、OFでリズムに乗れない反面、DF面で奮起。4試合中3試合が概算ながらDF Rate:95以下、Total DREB:11本を確保し、%DREBは通算値では8~11%のレンジにあります。最近の日本代表ではDFの意識を各選手が高めることを求められているので、ベテランとして体現していることが伺えます。
2024年 パリ五輪
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
「世界」というのは、日本代表にとっても比江島選手にとっても、依然として高い壁であることを再び思い知らされたパリ五輪。特に中盤まで食い下がっていた最終戦のブラジル戦では、窮地に立たされた日本代表を、比江島選手のスイッチが入って3Pが覚醒するのを期待していたファンも多かったでしょう。
しかし、放った3本の3Pは全てミスで0得点。大会を通しても1本のみの成功で確率は1/8(12.5%)。この波が比江島選手たり得るものではありますが、それでも残念な大会となってしまいました。
FIBA W杯 2027 アジア予選
基本スタッツ
詳細スタッツ
アドバンスドスタッツ
所感
※現在進行中の大会のため所感はなし。終了後に総括します。
通算スタッツ
未だ現役で日本代表選手として活動しているため、現状では基本スタッツのみの通算を算出します。日本代表活動が終了した際には、詳細スタッツ・アドバンスドスタッツの集計も検討します。
なお、特別注釈がない限り、A代表でのスタッツ集計となります。
基本スタッツ
| Total | Average | |
| 出場試合数 | 81試合 (内、スターター:56試合) | |
| プレー時間 | 1,706:49 | 21:04 |
| PTS | 809 | 9.99 |
| FG | 317/672 | 3.91/8.30 |
| FG% | 47.2% | |
| 2PFG | 245/469 | 3.02/5.79 |
| 2P% | 52.2% | |
| 3PFG | 72/203 | 0.89/2.51 |
| 3P% | 35.5% | |
| FT | 103/126 | 1.27/1.56 |
| FT% | 81.8% | |
| REB | 209 (OREB:58/DREB:151) | 2.58 (OREB:0.7/DREB:1.9) |
| AST | 190 | 2.35 |
| TO | 131 | 1.62 |
| STL | 78 | 0.96 |
| BLK | 23 | 0.28 |
| F | 170 | 2.10 |
キャリアハイ
- 得点:29得点(【FIBAアジアチャレンジ2016】韓国戦)
- FGM:12本(【FIBAアジアチャレンジ2016】韓国戦)
- 3PFGM:6本(【FIBA W杯2023】ベネズエラ戦)
- FTM:10本(【FIBAアジア選手権2015】フィリピン戦)
- REB:8本(【FIBA W杯2019アジア予選】オーストラリア戦)
- AST:6本(【FIBA W杯2019アジア予選】イラン戦、他4試合)
- STL:5本(【FIBA W杯2019アジア予選】チャイニーズ・タイペイ戦)
- BLK:2本(【FIBAアジアカップ2025予選】グアム戦、他6試合)
アンダーカテゴリでのスタッツ
| Total | Average | |
| 出場試合数 | 8試合 (内、スターター:6試合) | |
| プレー時間 | 184:49 | 25:32 |
| PTS | 128 | 16.00 |
| FG | 53/108 | 6.63/13.50 |
| FG% | 49.0% | |
| 2PFG | 51/92 | 6.38/11.50 |
| 2P% | 55.4% | |
| 3PFG | 2/16 | 0.25/2.00 |
| 3P% | 12.5% | |
| FT | 20/29 | 2.50/3.63 |
| FT% | 69.0% | |
| REB | 44 (OREB:15/DREB:29) | 5.50 (OREB:1.9/DREB:3.6) |
| AST | 20 | 2.50 |
| TO | 20 | 2.50 |
| STL | 12 | 1.50 |
| BLK | 6 | 0.75 |
| F | 20 | 2.50 |
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「バスケしか見ないのに3,200円は高い」と思っても、「+280円でアニメや漫画も見れる!」という嬉しさがありますね。

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