全チームが少なくとも2試合こなした後の試合。両チームとも何となく今シーズンの熱量を理解し始めたところで行われたこの試合は歴史に残る大激戦となりました。データを中心に振り返りましょう。
本記事では関連サービスを紹介しています。なお、当該部本文は筆者の判断で作成しています。
戦前データ
集計ツールの修理中なので、今シーズンのデータは申し訳ありませんが掲示できませんでした。
千葉ジェッツ
1つ注目だった新加入選手であるブランドン・ランドルフ選手とマット・コステロ選手が開幕前後で早々に故障で戦線離脱し、Premiere開幕初年度から暗雲立ち込めるスタートとなりました。昨シーズンの核だったDJ・ホグ選手とジョン・ムーニー選手にとって代わる役割を求められていただけに、このトラブルがシーズン序盤にどのように影響をもたらすでしょうか?
その他、注目選手としては先日のアジア大会で躍動した金近廉選手。DF面も含めて今シーズンステップアップが必要な選手ですが、A千葉の黒川虎徹選手が成長した姿を先日の群馬戦で見せてくれました。
アルバルク東京
開幕戦の記事を参照してください。
10/2の試合データ
各チームを振り返ったところで、試合のデータを振り返っていきましょう。
基本スタッツ
| 千葉ジェッツ | アルバルク東京 | |
| 131 | PT | 138 |
| 49/114 43.0% | FG | 49/111 44.1% |
| 39/68 57.4% | 2P | 35/69 50.7% |
| 10/46 21.7% | 3P | 14/42 33.3% |
| 23/33 69.7% | FT | 26/36 72.2% |
| 59 | REB | 74 |
| 15 | OREB | 22 |
| 44 | DREB | 52 |
| 26 | AST | 33 |
| 9 | TOV | 17 |
| 8 | STL | 7 |
| 4 | BLK | 3 |
| 30 | F | 29 |
詳細スタッツ
| 千葉ジェッツ | アルバルク東京 | |
| 79.6% | %FGM2P | 71.4% |
| 20.4% | %FGM3P | 28.6% |
| 59.6% | %FGA2P | 62.2% |
| 40.4% | %FGA3P | 37.8% |
| 59.5% | %PT2P | 50.7% |
| 22.9% | %PT3P | 30.4% |
| 17.6% | %PTFT | 18.8% |
| 25 | Points Off TOV | 9 |
| 16 | Fast Break Points | 13 |
| 18 | 2nd Chance Points | 15 |
| 78 | Points In the Paint | 68 |
| 34 | Bench Points | 53 |
| 5/8 (12) | After TO Results (Points) | 4/8 (8) |
| +4 | After TO +/- | -4 |
アドバンスドスタッツ
| 千葉ジェッツ | アルバルク東京 | |
| 122.52 | ポゼッション数 | 121.84 |
| 試合のペース:81.45 | ||
| 106.92 | Offensive Rate | 113.26 |
| 113.26 | Defensive Rate | 106.92 |
| 51.0% | TS% | 54.4% |
| 47.4% | eFG% | 50.5% |
| 1.47 | POT Efficasy | 1.00 |
| 1.20 | 2nd Chance Efficasy | 0.68 |
| 44.4% | REB% | 55.6% |
| 22.4% | OREB% | 33.3% |
| 66.7% | DREB% | 77.6% |
| 53.1% | AST% | 67.3% |
| 6.5% | TOV% | 11.8% |
| 1.07 | PPP | 1.13 |
| 1.50 | After TO PPP | 1.00 |
| 0.29 | FTR | 0.32 |
Shoot Summary

Shoot Summaryについて
選手個人のNet Rating
ちょっとデータとして面白そうだったので、こちらも作成してみました。

戦評
Bリーグ史上2度目のクアドラプルOTに突入
見出しの通りですが、Bリーグ史上2度目の4度のOT、クアドラプルOTに突入となった試合。ちなみに、史上初は昨シーズンのB2・11/30の福島@福岡の試合なので、B1・B Premiereといったトップカテゴリでは史上初の試合となりました。
バスケットボールという競技上、トリプルOTというのは割とあって、クアドラプルOTというのを観戦したのは初めてですが、本来なら「名勝負」と言うべきなのでしょうが、批判を恐れずに正直なところ、「もう早く勝敗決まれよ…」と思ってしまう長さの試合でした(笑)
試合時間にして60分。最長PTは千葉Jのネイト・ウィリアムズ選手で52:23という数字。僅か8分弱しかベンチに座っていませんでした。流石に4OTではヘロヘロと言った感じで、OFのみに力を振り絞り、DFは最小限にとどめていましたね。
観客のDFコールも、3OTの終盤までは熱気に溢れていましたが、4OTではややコールの声量も弱くなっていた印象です。
これは偏見ですが、3OTで勝負が決まれば、敵味方関係なく好ゲームを見せてくれた両チームを称えるようなスタンディング・オベーションで拍手でも起きたり、選手もお互いを称えるような関わり合いがありそうですが、4OTまでいくと、観てる側も選手側も「やっと終わった」というような表情や雰囲気になってしまいます。必死に戦っている選手たちに全く罪はありませんけどね。
接戦だったが、良いバスケを展開していたのはA東京
歴史的な接戦を展開したこの試合でしたが、試合をトータルで俯瞰してみると、良いバスケを展開していたのはA東京だと思います。
スタッツ上、TOV:17本と多いように感じますが、ポゼッションからの割合で言えば、TOV%:11.8%と寧ろ少ないくらいです。千葉JのTOV:9本が異常な少なさと見て良いデータでしょう。
A東京の方が良いバスケだと個人的に思った要素は以下の通り。
- AST%:67.3%という数字
- ボールが良くコーナーまで供給されている
- Wide-Open3PのAttemptが19本
一般的にAST%が「高い」と言われるのは65%を超えた場合。かと言って、FGがASTに頼り切っていない(75%以降は、逆にASTに頼り過ぎともみなせる)、セルフクリエイトとパッシングのバランスが美しい比率と言われています。今回のA東京のスタッツはそんな感じ。
TOV:17本という数字が気にならないくらい、ボールの流れが良かったと言えるのは、他の2点の要素にも言えます。
現代のバスケにおいて、最も得点期待値の高いシュートのエリアは明確化されており、それがコーナーの3P。だから、各チーム、如何にコーナーに待機するスポットアップシューターに3Pを打たせるのか・如何にそのポジションのシューターに3Pを打たせないかということを考えてOF・DFの基軸にしています。
この試合、千葉Jのコーナー3PのAttemptが6本(成功数:2本)に対し、A東京は約3倍の16本(成功数:4本)。コートの深いところまでボールが回っているので、コートを広く使うことが出来ていました。だからWide-Open3PのAttemptも19本という異常とも言える数字を叩き出しました。確率が伴わなかったのは修正が必要なところですけどね。
試合中も、千葉JのコヴァーチHCも、コーナーにボールが来る度、「ここだよ!!」とベンチ前でDFにアピールし、「ここを止めるんだよ!」と味方に強調していました。
千葉Jは全体的にOF・DFがチグハグ
この試合、個人のNet Ratingを算出してみました。この試合、ローテーションとしてPTを得ていた(15分以上のPT)のは7選手。その内Net Ratingが+だったのは瀬川琉久選手と原修太選手の2人だけ。特に瀬川選手はDF面での貢献が高く、3年目のシーズンでPoA-DFの能力の成長を見せてくれています。
ただ、その他の選手はOFで力を見せても、DF面で帳消しどころか借金を与えてしまっているのが現状。合間に出てくる菅原佳依選手・荒尾岳選手・佐藤巧選手の3人もほとんどDFで貢献出来なかったことが非常に痛かったです。
OF面においては、DFのズレが全く作れず、A東京のビッグラインナップに苦しみました。ミスマッチを突けていたのは富樫勇樹選手と渡邊雄太選手くらいで、ただ、それらもOFとしての期待値が高かったとは正直言えませんでした。
ゲームハイの48Ptsを挙げたウィリアムズ選手のスタッツ自体は輝かしかったですし、同選手がいたからこその4OTなのは間違いないのですが、AST%:53.1%という数字が示すように、オフボールの選手は基本的にボールウォッチャーでスペースを広げることも少なく、完全にオンボールプレイヤーの個人打開に頼るOFとなってしまっていました。
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Bリーグ戦においては、近年、地上波TVでも観戦することが出来ますが、録画などを忘れると基本的には再放送されないので見ることは出来ません。やはりその場合はオンデマンドサービスが有用です。
バスケットLIVE
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未来の日本代表の発掘もしたい人にとっては嬉しいサービスでしょう。
DAZN
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DAZNは国際サービスともあり、日本代表だけでなくユーロの大会やアメリカ杯の試合も配信されるので、よりレベルの高い国の試合を観戦したい人にとってもおススメです。
また、地味ながらDZANの評判の良いところは、試合中の実況・解説がTVを含めた他の配信サービスよりも良い意味で控えめというところ。
他のサービスだと、絶え間なく実況アナウンサーが喋り続けて、観る側からしたら「まだそこまでじゃないけど…」というようなタイミングでも大袈裟に「決まったーッ!!」と騒いだり、必要以上に選手を持ち上げて、試合観戦に集中できないというコメントがよく目に付きます。
その点、DAZNでは必要十分な実況・解説コメント(TVとかは過剰過分)で、選手やプレーを称える瞬間も大騒ぎしません。海外スポーツの中継は割とこういったメリハリが主流ですよね。
ただ、DAZNは競技ごとの料金が無く、月額料金が3,200円~と、他と比べてお高めなので、その辺はよく検討してください。
蛇足かもしれませんが、アニメなどサブカルにも興味がある人は、【DMMプレミアムDAZNホーダイ】も検討の余地アリです。
DAZN視点だと、月額3,200円~に+280円(税込み)するだけで、アニメや漫画などのサブカル作品が見放題。もちろん、DMMにもスポーツアニメが多数存在します。
「バスケしか見ないのに3,200円は高い」と思っても、「+280円でアニメや漫画も見れる!」という嬉しさがありますね。


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